3月28日脳波検査の結果は…
この日、ねえねは半年ぶりの脳波検査でした。前回検査をしたのは8月の夏休み中でしたが、この時は脳波異常は出ず薬の減量ができました。
この時点でラミクタールは1日100mg→1日50mgまでになっていました。そして2018年12月に最終発作から3年が経過したので、主治医とは次の春休みの脳波検査で問題がなかったらもう一段階減らそうという話しになりました。
そして、2018年3月28日我が家にとっては運命の日。ねえねの今後が決まる大事な日。一番恐れていることはもちろん「再発」でした。
結果は「再発」でした
脳波検査をした翌月の4月5日に検査結果を聞きに受診しました。この日は別件で次女の心臓の診察もあったのですが(これはまた後日まとめていきます)、予想より早く終わったので、1時間程小児科の待合室で読書をしたりお菓子を摘まんだりしてすごしていました。
そして、予約の時間を少し過ぎたとき、ついに私たちの順番がきました。ねえねはどうなんだろうか。薬を減らせるんだろうかと思いながら主治医の説明を聞きました。
脳波検査の記録を見ながら、「目を凝らしてみないとわからない程度ですが、てんかんの脳波異常がでています」と主治医。わたしも一緒に見ましたが、個人的には結構出ている感じがしました。
「あぁ…再発している」
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1年前の今頃脳波が綺麗になって、私達も身内も友達も喜んでくれました。わたしも心の重荷が少しとれて薬の原料を頑張ろうと前向きになれたのですが、たった1年で元に戻ってしまいました。
こうなると気になるのは原因です。単純に考えた場合以下のようなことが挙げられると思います。
- ラミクタールを減らしたから脳波異常がでた
- 過去2回の脳波検査でたまたま引っかからなかった
- 治りきっていなくでたりでなかったりしている
さて、ねえねはどれなのでしょう。こればかりは医師もわたしもわからず、現時点では迷宮入りでしょう。ただし、ラミクタールの増減で脳波異常まで影響がでることはあまりないようで、3番目が有力ではないかとのことでした。
でも悲しいことばかりではなく成果もありました。この1年でラミクタールを1日100mg→1日50mgまで減らしましたが発作はでませんでした。
子ども達にとって、生活に支障がでる大きいものとしてはやはり「発作」です。そして傍にいるわたしにも影響はでます。
その発作が3年以上ないのはとてもありがたいことです。今はそう思うしかない。脳波の経過ばかりは誰にも予測できないし、姉妹の場合直接何かできるわけではない。
今は子ども達の力を信じて「待つ」しかない。またその力を最大限に発揮できるように普段の生活をより良いものにしていくしかない。
再発したけど減量した理由
脳波異常は再発しましたが、ラミクタールを減量することにしました。主治医から飲む飲まないの選択ができると言われ、最終的にわたしが決めました。
※ここからは私の考えやねえねの場合ですので個人差があることをご承知おきください。
減量に関してはわたしの中で強い思いがあります。
ここ1年で半分の量まで減らしてきましたが、ねえねの国語の成績がぐんと伸びました。今まで漢字は低学年程度のものしか書けずディスレクシアの傾向があったのですが、4年生の後半からぐんと伸びて、いつもは20点程度しか獲れなかったテストが70点近くとれるようになりました。記憶力も以前より高くなり書く力が定着してきたように感じます。
以前もブログに書きましたが、ラミクタールを減量してからねえねの書く文字がとても綺麗になりました。それは別人かと思うほどです。(ビフォー、アフターを用意したかった…)
これは「見えない副作用」なのかもしれないし、たまたま「偶然」かもしれません。主治医にもその話をしましたが、肯定も否定もしませんでした。ラミクタールが影響しているかもしれないという判断はなかなか出来ないと思います。
ただ毎日一緒にいるわたしにはわかります。上手く言葉にはできないのですが、薬をMAXまで飲んでいたねえねと今のねえねは何かが違う。「すっきり」しているという言葉が近いかもしれません
なので、今回は脳波異常はでたもののそこまで激しくはないこと、発作が3年以上止まっていることから、さらなるQOLの向上を目指して減量を決意しました。
翌朝から朝の薬はゼロになり、夜だけ25mg飲んでいます。いまのところ体調に異変はなくとても元気にしています。何が正しいかは誰にも分らないかもしれません。今できることを精一杯やるのが自分の仕事かなと思っています。
※ブログの内容とは全く関係ないのですが、つなママ先月からダイエット中です…。ちょっとは痩せたのかキャミソールがダボダボになってきたので新しいのが欲しい…。極盛り!!!
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